はじめに
今回(2022年7月現在)は立川駅にございます、
「シネマシティ」さんの保有施設であるシネマ・ツー内のエスカレーターを媒体化いたしました。
施設の情報と、今回のデザインについてご紹介いたします。
1.シネマシティについて
2.今回のデザインについて
1.シネマシティについて
シネマシティさんは立川駅から徒歩5分の場所に、シネマ・ワンとシネマ・ツーの2つの映画館を有しております。
こちらは夜間のシネマ・ツーの外観です。入口を囲むようにライトアップされ、まるでレストランのようなおしゃれな雰囲気ですよね。
実はこちらの施設は東京初のシネコンプレックスシアターで、独自の取り組みが行われております。
「シネマ・ツー」は2004年にオープンしました。究極の映画館を目指して、湾曲させたスクリーンを採用したり、上下左右の幕を排除したりするなど、館内構造から音響、照明など徹底的にこだわって設計したそうです。
こちらが実際の館内の様子です。
数々のアートワークが飾られ、いい意味で映画館とは思えないような雰囲気です。大きな窓から差し込む太陽光とのバランスや、効果的な照明の配置が、来場したお客様にとって一層のワクワク感や映画への没入感を与えるのではと、筆者は感じました。
さらにこの映画館のハイライトは、なんといっても「日本一音にこだわる映画館」であること。シネマ・ツー誕生時には、サウンド・スペース・コンポーザーの井出祐昭さんにより開発されたオリジナルの音響システム「KICリアルサウンドシステム」を導入しました。
また、映画館には珍しく音響調整卓が組み込まれていることも特長の一つです。プロの音響家が音響調整卓を使って手作業で音を調整することで、「極上爆音上映」・「極上音響上映」などの独自のコンテンツを提供できるようになっています。
映画の中に入り込んだようなリアルで臨場感のある音響で鑑賞するために、わざわざ遠方からいらっしゃるお客様も非常に多いようです。(海外からのお客様もいらっしゃるとか!)
こちらは1階の吹き抜け部分です。今回手すりのデザインに用いられた作品のパネルも飾られていますね。
2.今回のデザインについて
今回の施工はシネマ・ツーの入り口すぐに、1階からチケットカウンターのある2階へと繋がる、こちらのエスカレーターです。
シネマシティで上映される作品のクリエイティブを用いてデザインされました。
ベルト部分のメッセージはこちらです。
また、ゆうどうマークの部分はこちらです。
しるし部分には、デザインに用いた作品のクリエイティブのひとつである、特徴的なロゴを採用いたしました。
実際に動いている様子はこちらです。
黒字を背景色とし、ロゴと同じ黄色の文字で統一されたデザインなので、映画館の雰囲気に馴染んだ仕上がりとなっています。
来館されたお客様にとっても、入り口から作品の世界観を堪能できる仕上がりになったのではないでしょうか。
おわりに
今回のデザインはいかがでしたでしょうか。
今後も施工報告の際は、施設やデザインなどのポイントを含めて紹介してまいります!
全国約7万基あるすべてのエスカレーターへの施工を目指して、これからも社員一同尽力してまいります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
参考サイト
シネマシティ公式サイト
Wikipedia内シネマシティ紹介ページWEB
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