top of page
執筆者の写真編集部

手すりのデジタル化に向け、「新宿東宝ビル」内のエスカレーターでNFCタグの実証実験を実施しました!




     

                                   

はじめに

2024年8月23日、新宿東宝ビル内のエスカレーター手すりベルトに、当社特許である「ゆうどうマーク」をデザインした手すり広告を施工・導入しました。

※ゆうどうマークとは

エスカレーターの手すりに約1m間隔で目立つマークを配置することで、利用者に「スピード感の把握」「進行方向の把握」「バランスの向上」を容易にさせ、エスカレーターの転倒事故を未然に防止するユニバーサルデザイン(技術)のこと。

今回の手すり広告は前回同様、同ビル内にあるマルハン新宿東宝ビル店の、1階から2階で繋がるエスカレーター2基に施工しました。

こちらがマルハン東宝新宿ビル店のエスカレーターになります。



マルハン新宿東宝ビル店では、今回で第4回目の広告掲出となっており(1回あたり約6か月間掲出)現在まで、漫画配信サービス会社様や飲食店様など多様なクライアント様に掲出いただいております。


今回はシェアフル株式会社様に、スキマバイトアプリ『シェアフル』の宣伝のため、手すり広告として弊社の技術をご活用いただきました。


さらに今回は、エスカレーター手すりの「デジタル化」に向けた、エスカレーター手すり専用NFCタグ開発のため、シェアフル様にご協賛いただき、広告掲出と同時にNFCタグの耐久性に関する実証実験を実施しました。


NFC タグは至近距離で無線通信を行うツールであり、手すりに通信機器をかざすだけで、表示したいデータを携帯電話へ転送することが可能になります。

これによって、クーポンを配布して送客を促したり、直接ウェブサイトに誘導することが可能になります。



また、エスカレーター手すりに本ツールを活用するためには、エスカレーター手すり自体の伸縮や、手すり内部にあるローラーの負荷に耐えられる耐久性を持つ NFC タグの開発を行う必要があるため、今回耐久性に関する実証実験を行いました。


協賛いただいたシェアフル様の方でも、プレスリリースの中で、本取り組みをご紹介していただきましたので、ぜひご覧ください。




おわりに

いかがでしょうか。

エスカレーター⼿すりは「⼿」を介した情報の受け渡し媒体として携帯電話と親和性が⾼く、NFCとの相性も抜群です。


また、NFCの技術は販促だけでなく、施設内の情報、災害時のデータ取得など、利⽤者の⽣活の安全を守り、豊かにすることにも利用できると弊社は考えています。


今後も施工報告の際は、施設やデザインなどのポイントを含めて紹介してまいります!

全国約7万基あるすべてのエスカレーターへの施工を目指して、これからも社員一同尽力いたします。


最後までお読みいただきありがとうございました。

Comments


bottom of page